以前から、コーヒーは、健康やアンチエイジングに効果的と言われています。実際にコーヒーには様々なメリットがあり、ものすごく優良な食品であります。私もコーヒーは、健康を考える生活の中で外せない食品となっており、常飲しております。では、何が健康・アンチエイジングに効くのか説明していきます。
1．抗酸化作用
コーヒーは、ポリフェノールやクロロゲン酸などの抗酸化物質が豊富に含まれています。強力な抗酸化作用で体内の活性酸素を抑制し、細胞の酸化を防いでくれます。
ポリフェノール量は、赤ワインと同程度含まれており、緑茶や紅茶と比べると２倍、ココアと比較して３倍以上の量がふくまれております。
2．脳の機能向上
コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用により、集中力や記憶力を高める効果もあります。勉強や仕事前に、飲むことで思考が深まり、集中できるようになります。
3．ダイエット効果
カフェインの作用により、脂肪燃焼を促進し、基礎代謝を高めます。また、クロロゲン酸にも脂肪の燃焼・分解を助ける効果があります。カフェインの効果時間は日常のカフェインの摂取量により変わり、よく摂取している人は1～３時間、摂取していない方は6時間まで続くそう。
4.糖尿病リスクの低減
習慣的にコーヒーを飲むことで、２型糖尿病発症リスクが低下するという研究結果があります。これはポリフェノールがインスリンの感受性を改善する作用があるためとされています。インスリンの抵抗性が低下（炎症の低下）し、体内の炎症を抑えているということになります。
5.心血管疾患のリスクの低減
心臓病や脳卒中のリスクを減らす効果もあります。これは、ポリフェノールやクロロゲン酸等により、血管内の炎症が減り、血管を健やかな状態になるためです。
6.肝臓の保護
肝硬変や肝がんのリスクも低減します。（脂肪肝の発症には関係が見られない） 従来から肝臓病の患者にコーヒーが聞く話はありましたが、健康体の人の肝臓にも良い効果があるとのこと。いくつかの研究から、肝臓病のリスク低減は信頼性がある情報ですが、詳細な因果関係は不明ではあります。
まとめ
以上のコーヒーの効果により、私的には手軽に飲める最強のアンチエイジング食材であると思っております。血液内・血管・血流を改善してくれ、健康とアンチエイジングに大活躍してくれます。仕事中や生活、ルーティンに取り入れやすいのもコーヒーの魅力ですね。コーヒー好きにはうれしい情報ですよね。 しかし、飲みすぎは逆効果となる可能性があります。（ちなみに、コーヒーのカフェイン量は1杯140mlで約80mg。成人のカフェイン摂取量目安は400mg) 何杯飲んでも健康に悪影響はないという情報もありますが、１日1～6杯に収めるのが無難かなと私は思います。個人のカフェイン耐性や感受性により、適正量は変わりますので、徐々に飲む量を増やし、自分の適正量を見極めることをオススメします。